2024.10.23 学生時代 1

  学生時代は日本画を専攻しておりました。

  一、二回生の時に「地面」という課題が

 あり私は苔が所々に自生した、カツラの樹の

 根元の地面を描く対象にいたしました。

  毎日、同じ場所で温度や風、音、光の移り

 変わりを五感で感じながらその地面を写し

 とっていく中で、小さな草が成長していたり、

 蟻が列を成して歩いていくのを見ながら、

 この時間が延々と続いていたらそれだけで

 幸せなのになぁ、、、と思いました。自然の

 中に身を置いて何かを成す事のありがたさは

 この時に初めて経験したと思います。

  今、この感覚はお施主様のお庭で感じ

 させて頂けており、ありがたい限りです。